フリーWi-Fiという言葉をたまに聞きます。
日本ではあまり発達してないので、あまり意識する機会がないと思います。
海外に行くとフリーWi-Fiスポットが多く、利用したことがある方も多いかもしれません。
日本はフリーWi-Fiがあまり発達してきませんでしたが、東京オリンピックを機会に、これからどんどん発達してくると思われます。
日本国内のフリーWi-Fiの種類
では、まずはどういうフリーWi-Fiがあるんでしょうか。
恐らく、一番目にするのは、携帯キャリアのWi-Fiです。
NTTdocomo、au、softbankのWi-Fiですね。これは町中やお店でも使えますステッカー等よく目にしますよね。
こちらは基本的にキャリアの契約者を対象にしたサービスです。
次によく目にするのはコンビニのフリーWi-Fiです。
セブンイレブン、ファミリーマート、ローソン、etc.
コンビニの店内で使用できるWi-Fiですね。
同じくらい見かけるのが飲食店系のWi-Fiです。
スターバックス、ドトール、プロント、マクドナルド、ロッテリア、モスバーガー、チェーン系居酒屋etc
最近はノマドワーカーと言われるほとんど事務所にいなくて、そとで事務作業をする人も増え、
仕事で外出中にカフェで使われたことが在る方も多いと思います。
その他にも駅や鉄道や空港や高速道路のサービスエリア等でもフリーWi-Fiがあります。
それ以外でフリーWi-FiとしてあるのがFONやワイファイン等、あとは地方公共団体の提供するWi-Fiです。
意外と色んなフリーWi-Fiがありますね。
「パケ死」や「ギガが減る」等の言葉が流行るよう、月々のパケット量を気にする方が増えている中、こう言ったサービスは積極的に利用したいですね。
フリーWi-Fiは危険?
よく耳にするのが、フリーWi-Fiは危険ということだと思います。
危険というのを耳にして、利用を敬遠している人も多いですよね。
それでは、危険とは言いますが、何がどう危険なのかをみていきましょう。
フリーWi-Fiは一般的にIDとパスワードが不要のWi-Fiです。(全てがそうではなく、IDとパスワードが必要なものもあります。)
通常の自宅やオフィスで使うWi-FiはIDとパスワードが無いと基本的に接続ができなくなっていて、知らない人は利用できなくなっています。
フリーWi-Fiの場合、不特定多数の方が利用できるため、情報を盗み見されたり、悪意のあるウィルスを仕込まれたりする可能性があります。
また、フリーWi-FiになりすましたWi-Fi名(SSID)で接続されるものもあり、そこで接続している間に使った情報を全て抜き取って犯罪に利用されたりします。
ですから、フリーWi-Fiに接続時はメールやSNSの接続をせず、ネットショップ等でカード情報を入力しなければ、かなり危険は減ります。
危険を理解した上でフリーWi-Fiをうまく活用する方法
ただ、それではあまり意味が無いという方もいると思います。
やはりSNSくらいは使えないと…
それではどう気をつけて使えばいいのか…
まずは最低限、聞いたことのないWi-Fi名(SSID)には接続しない。
これにより、悪意のある罠に引っかからなくてよくなります。
鍵をかけず、誰でもつなげられるようにして、そのつなげた際に入力した情報をぬきとられてします。例えば、ネットバンキングをして、ネットバンキングのIDやパスワードが盗まれて口座情報を見られる、最悪お金を盗まれるということにもなりかねません。
さらに、一度接続をしたWi-Fiは設定を削除しないと次にそのWi-Fiがある場所に行くと自動的に接続されてしまし、さらに盗み見をされてしましますので、注意が必要です。
また、できればパスワードの設定のあるWi-Fiに接続するとより危険度は減ると思われます。
それと、端末によって表示の仕方が違いますが、暗号化されているWi-Fiに接続する。
Wi-Fiの電波記号のところにカギマークがついていたりします。
これにより、盗み見される可能性がかなり減るようです。
あとは、閲覧するホームページも暗号化されているもの以外は見ない。(アドレスがhttpsになっているもの)こちらはgoogleも推奨しているようで、徐々にに広がってきているみたいです。これだけでかなり危険性は減ると思われます。
整理すると
- 聞いたことのないSSID名のWi-Fiにはつながない。
- IDとパスワード設定のあるWi-Fiにできるだけつなぐ。
- 暗号化されているWi-Fiにできるだけつなぐ。
- 暗号化されているホームページをできるだけ閲覧する。
以上は最低限、気を付けたほうがいいモノで、これを気を付けてもトラブルに巻き込まれることもゼロではありません。
さらに、そう言った悪意のある罠はどんどん手口を変えてくるため、気を付けていても新たな手口に引っかかってしまうことも多々あります。敵もなかなか巧妙です。
ですから、やはり個人情報の関わることは最低限、フリーWi-Fiにつないである時には使用しないのが理想的だと思います。
フリーWi-Fiをうまく利用しよう
そういった、個人情報の関わる操作については自宅のWi-Fiか最低でも自身で使っているモバイルWi-Fiルーターに接続している時に限定したほうがいいと思われます。
そうは言っても、現在は携帯電話の契約ではパケット通信量の多いプランは高かったりするため、月々のパケット使用量は節約したいかたがほとんどだと思います。
ですから、上記のような危険性を理解した上でうまく利用していければと思います。